本人たちがお互いの親に挨拶をすませ結婚の承諾を得たら、次は結婚相手の両親との親同士の挨拶です。
これが両家の顔合わせです。
この顔合わせ食事会で、結婚のこれからの段取りや具体的なことを話し合い両家の親睦を深めます。
初めて両家がそろってご挨拶する『両家顔合わせ』を成功させるには事前準備が大切です。
この記事では両家顔合わせの流れや場所・服装・手土産などを解説しています。
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両家顔合わせの前に
両家顔合わせの前に婚約のスタイルをどうするかを決めておきましょう。
婚約のスタイルはさまざまあります。
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最近では結納はしないで顔合わせだけを行うのが主流になってきています。
とは言え、男性側から結納はしないと決めてしまうのはマナー違反です。
お嫁入りの場合は女性側の望むスタイルで行うのが大原則となっています。
両家話し合いの上、結納をするか否かは決めておきましょう。
結納は顔合わせの後にしますが、結納をしない場合は顔合わせが結納のかわりとなります。
両家顔合わせの場において婚約記念品の交換をして正式に婚約したことになります。
両家顔合わせの基礎知識
かつては顔合わせは男性が親をともなって、女性の実家を訪れるのが一般的でした。
しかし最近では料亭、レストラン、ホテルなどの個室での食事会が多いです。
顔合わせの場所や両家の都合の良い日取りなどのセッティングは結婚する二人がおこないます。
両家顔合わせの事前準備
では、準備を始めましょう。
一般的には男性側主導で準備をします。
両家顔合わせの日程を決める
結婚式から8ヵ月~6ヵ月前に行うのが一般的です。
時間帯も決めておきましょう。
たとえば、
ランチだと11:30集合で12:00から食事スタート
ディナーだと18:30集合で19:00から食事スタート
というように
ランチかディナーかによって同じ会場でも飲食費はかなり違ってきますので考慮してみてください。
両家顔合わせの場所を決める
お互いの地元が離れている場合は男性側が女性側に出向くのが一般的でしたが、利便性を考えて両家の中間地点の場所を選ぶことも多いです。
両家の親の希望を聞きながら決めてくださいね。
お店を予約して食事会のメニューを決める
会場選びのポイントは
- 静かで落ち着ける個室がある
- 料理がおいしい
- 「顔合わせ」で利用することに店側で配慮がある
一般的には格式のある料亭やレストランの個室や半個室です。
個室でない場合は隣席が気になることもありますので、できるだけ個室を予約しましょう。
そして顔合わせの利用に慣れているお店だと安心です。
お店は早めに予約をしましょう。予約の際には出席者の苦手な食材や、アレルギーなどもお店に伝えておきます。
ほとんどのお店でメニューの変更をしてくれます。
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両家の服装を決める
顔合わせの会場の雰囲気を考えて、両家の服装を同格にします。
相手側がスーツでビシッと決めているのにこちら側が普段着だと、いきなり気まずいムードになります。
男性はダークスーツ、女性はスーツかワンピースというように決めておきましょう。
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婚約記念品を決める
結納をしない場合は顔合わせの場で記念品交換をします。
もうすでに婚約指輪を渡している場合はお披露目をします。
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食事会の費用分担をどうするか決めておく
新郎側が払うのか、折半するのか事前に決めておきます。
当日の支払いはスムーズに行いましょう。
親子で今後のことを話し合っておく
親子の意思を統一させておきましょう。
手土産を用意する
手土産は女性宅に出向く場合は必須ですが、外で食事会を行う場合はどちらでもかまいません。
ただ、片側だけが用意することは避けたいので、両家で手土産を用意するのか子どもに確認してもらいます。
両家顔合わせの手土産は必要?おススメは?親が選んだ手土産公開中!
話す内容を用意する
初対面でも和めるように考えておきましょう。
いろいろと準備がありますが何事も最初が肝心です。
親同士は初対面ですので、対等な立場から顔合わせができるように準備は念入りに!
そして両家の調整役はもちろん結婚するふたりです。
両家がこれからいい関係を保てるよう動いてもらいましょうね。
うちの場合、ふたりが挙式を希望しているホテルのレストラン(個室)で行いました。なんと顔合わせ前から式場探しをスタートさせていたようです。
親としては「ふたりがこの会場が気に入っているんだ」と式場の下見も兼ねることができてよかったと思います。
顔合わせの費用は折半でふたりがそれぞれの親の分も出しました。
両家顔合わせの流れ(当日)
当日は予約時間の5分前くらいに会場に到着するのがベストです。
できれば家族一緒に会場へ向かいましょう。
一緒に向かえない場合は会場で待ち合わせるのではなく、最寄りの駅などで合流しましょう。
先に親同士がはち合わせになると、挨拶はどうしたらいいのかと、気まずい思いをすることになります。
両家顔合わせの進め方
両家顔合わせでは特に決まった形式はありませんが、進行役は男性の父親か男性本人です。
うちの場合は息子です。
両家顔合わせの流れ
両家顔合わせ流れ一例
- 始めの挨拶
- 男性本人が両親を紹介する
- 男性の両親が自己紹介する
- 女性本人が両親を紹介する
- 女性の両親が自己紹介する
- 親同士が結婚承諾の確認を行う
- 婚約や挙式についての具体的な話し合い
- 婚約記念品の交換
- 乾杯、食事スタート
- 結びの挨拶
- 記念撮影
顔合わせの流れに決まった形式ははありません。けれど成り行きにまかせていると、雑談だけで終わってしまいます。
流れを知っておくと段取りよく進めることができますね。
親同士が確認しておきたいこと
あらかじめ家族でしっかり話し合いをしておき、ふたりの結婚に向けて両家で確認しましょう。
- 挙式に地域的なしきたりはあるか
- 挙式の時期、形式、場所、予算の希望はあるか
- 仲人、媒酌人を立てるか
- 挙式までのスケジュールは
- 子どもの結婚後の生活について
顔合わせの段階では、結婚するふたりはどんな結婚式にしたいか、まだイメージがわいていないかもしれませんね。
でも結婚式までに両家で集まる機会はたぶんもうありません。
「こんな結婚式をしたいと思っている。」とふたりの理想とする結婚式を話してくれると親も安心します。
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うちの場合、顔合わせの前に子どもと結構話し合い、相手の親の考えもほぼ聞いていました。
顔合わせの場で、再度きちんとお互いに重要なことを確認したという感じでした。
あ、大事なことはお酒の入る前に話し合ってくださいね。
両家顔合わせしおり
画像引用:ゼクシィ
初対面の親同士が少しでも分かり合えるようにと、子どもたちが事前に顔合わせ用のしおりを作っていました。
- 顔合わせ食事会の日時・場所
- ふたりの挨拶
- ふたりのプロフィール
- 親のプロフィール
- 生年月日
- 住所、連絡先
- 血液型
- 趣味
- 好きな食べ物
- 座右の銘
- 今までで一番うれしかった事
- 家族の紹介
- 今後の予定
事前に親にもアンケートをとって、まとめてくれていました。
なかなか相手方の生年月日や連絡先を面と向かって聞けないものなのでしおりになっててよかったです。
きれいにパソコンで作ってあり、このしおりは会話のきっかけ作りにひと役買ってくれました。
やはりおめでたい席なので話がはずんで和やかなムードがいいですよね~
相手のお母さんと私が同じ年であることが分かって急に親近感も。。。顔合わせの時に母親同士LINE交換までできていると後々連絡を取りやすかったなと思いました。でもその場では言えませんよね~
子どもたちの方から「LINE交換したら」と一声かけてくれたらよかったかも。
両家顔合わせ 基礎知識まとめ
婚約とは子どもたち二人が結婚することを誓い合いそれを周囲に公表することで、本人たちに自覚を持たせるという意味合いがあります。
また親にとっては子どものパートナーを新しい家族として迎えるという心構えができます。
婚約のスタイルはいろいろとありますが
うちの場合は結納はせず、この両家顔合わせ食事会で婚約記念品の交換をすることにより正式に婚約したことにしました。
婚約記念品は、息子はダイヤの婚約指輪を贈り相手からはスーツを頂きました。
最後に、全員で記念撮影をしました。
やはり正式に婚約したとなると身が引き締まる思いでした。
さて、これからの結婚の準備が大変そうです。
両家で話し合いを持ちながら進めていきたいと思います。