音楽が流れ始め、キリスト教式の挙式が始まりました。
式場の座席は参列者で満席です。
親族だけでなく友人の方たちも挙式に参列できるのがキリスト教式のいいところです。
新郎である息子は少し照れくさそうに、でも、にこやかに入場してきました。
チャペルでの挙式の流れ
親世代はテレビでスターのチャペルでの挙式を見てあこがれたものでした。
私も今まで神前式の挙式にしか参列したことがなく、チャペルでの挙式は今回が初めてです。
キリスト教式の流れ(プロテスタントの式次第)
では挙式の流れを順番に見ていきましょう。
・参列者入場
参列者は先にチャペルに入場し着席しておきます。
祭壇に向かって右側が新郎側、左側が新婦側の席です。
入場の際にはバージンロードを歩かないようにご注意を。
・神父と新郎の入場
新郎は聖壇の前で新婦を待ちます。
・開式の辞
神父が開式を宣言します。
・新婦入場
新婦が父親にエスコートされてバージンロードを歩いて入場します。
・新婦の引き渡し
父親は聖壇の前で新郎に新婦を引き渡します。
・讃美歌斉唱
参列者全員が起立し讃美歌の斉唱をします。
讃美歌の歌詞は渡されます。
・聖書朗読・祈祷
全員が着席したら神父が聖書の一節を朗読し祈りを捧げます。
・誓約式
神父が新郎新婦それぞれに永遠の愛を誓う問いかけをするのでそれぞれが「はい、誓います」と答えます。
・指輪の交換
新郎から新婦、新婦から新郎の順でお互いの薬指に指輪をはめます。
・ヴェールアップ
婚姻の誓約をしたことで、二人の間には隔てるものがないことを表すために、新郎が新婦の顔にかかっているヴェールをあげます。
そして誓いのキスをします。
・結婚宣言
新郎新婦が並んで参列者の方を向き神父が二人の結婚を宣言します。
・結婚誓約書に署名
新郎、新婦、神父の順で結婚誓約書に署名をします。
・讃美歌斉唱
参列者全員が起立し結婚成立を祝う讃美歌を斉唱します。
・新郎新婦退場
新郎新婦が腕を組んでバージンロードを歩いて退場します。
・閉式の辞
神父が式が終わったことを宣言します。
このような流れで進みました。
私自身、キリスト教式の挙式への出席は初めてでしたので、どんなものだろうかと内心ドキドキでした。
白いウエディングドレスは一目見て気に入ったと言っていた通り、お嫁さんによく似合っていて素敵なものでした。
新婦と父親との入場、誓約式、指輪の交換と女性なら誰でもあこがれる挙式ですよね。
そして、キリスト教式の場合は、親の座席は一番前なので二人の様子が間近で見れたのもよかったです。
本当は写真をいっぱい撮りたいぐらいでしたが親の立場としてはできないのが残念でしたが...
カリヨンの鐘を鳴らす
チャペルでの挙式が終わると全員がお庭に出てリボンシャワーで新郎新婦を出迎えました。
新郎新婦がカリヨンの鐘を鳴らすのです。
これは雨天の場合はできないと言われていましたが、当日はお天気も良く予定通りの進行です。
カリヨンの鐘とは
カリヨンの鐘は幸せを呼ぶ平和の鐘とされ、昔から、悪魔や不幸を追い払う力があると言い伝えられています。
そのため、二人の新しい人生の出発に、「幸せになれますように」と願いを込めて鳴らすようになったと言われています。
カリヨンの鐘が鳴り響いた瞬間、やはり感動しました。幸せいっぱいの二人の手で、幸せの鐘を鳴らしたんですものね。
ブーケトスとは
ブーケトスというのは新婦さんが後ろを向き、 そのまま後ろを向いた状態でブーケを投げ、参加した方の誰かがキャッチするというものです。
そのブーケをキャッチした方が次の花嫁になれるということで 、幸せをもらうことができるという言い伝えがあります。
ブーケトスの注意点
幸せのおすそ分けであるブーケトスですが気をつけなければいけない点があります。
・振り上げたときに花びらが散ってしまう場合があります。
・ウェディングブーケが生花だとワイヤーを使てアレンジされているものがほとんどなので、投げたブーケが人に直撃した場合危険です。
・生花のブーケは見た目より重くて、遠くに投げることができません。
ブーケトス用のブーケ
実は、ブーケトスにはブーケトス用のブーケもあります。
ウェディングドレス用のブーケとは別に準備しておくといいと思います。
せっかくの演出ですので楽しくやりたいですものね。
花嫁さんが投げたブーケ、お友達の方にキャッチしてもらいました。
お友達の方もお幸せに!
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