息子の結婚式の朝となりました。
何かと慌ただしい朝ですが、今日一日は長いので家族全員、朝食をきちんと食べることがまず一番です。
特にお嫁さんは朝食を食べておかないと昼食も十分に取れるかどうかわからないので少しでも食べておきましょう。
多くの方をお招きしての結婚式なので余裕をもって行動し、何か不測の事態が起こってもあわてず、落ち着いて対応することが大切です。
また、出かける前には再度荷物のチェックを行い、忘れ物のないようにしましょう。
この記事は私の体験をもとに結婚式の当日に親がすることをまとめました。
よかったら参考にしてくださいね。
当日の朝に親がすること
結婚式当日の朝は、新郎新婦と家族の特別な一日のスタートです。
リラックスした静かな空間で朝食をとり、新郎新婦の幸せを祈り、励ましの言葉をかける。というのが理想的でしたが。。。
実際は朝食を家族全員で食べたあと「がんばってね!」と言って息子を送り出すのが精一杯でした。
私はといえば、車の手配をしたり持参する荷物の点検をしたりとバタバタでした。
私が当日の朝したことは以下のことです。
- 朝食の準備
- 持参する荷物の再確認
- 車の手配
昨日必要なものはすべてそろえていましたが、お車代、私の黒留袖や小物類、夫の小物類、進行表、謝辞の原稿など大丈夫?と心配になり再確認をしたりして、あっという間に家を出る時間となりました。
自分の支度をする暇もなかったので、式場でへアメイクをお願いしていて本当によかったと思いました。
とりあえず式場に行けば私の支度はしてもらえますから。。。
結婚式の当日に親がすること
挙式までのタイムスケジュールを確認して動けるようにしておきましょう。
タイムスケジュールの確認
うちの場合の一例です。
挙式開始時刻は午前10時30分。その3時間前から新郎新婦のお支度は始まりました。
- 7:30新郎新婦式場来館
- 7:40新郎新婦お支度スタート
- 8:00母親や親族の着付けヘアメイク開始
- 9:30新郎新婦お支度完了
- 9:30親族紹介
- 9:40挙式リハーサル
- 10:10受付担当者への説明
- 10:20招待客をチャペルへご案内
- 10:30挙式開始
このような流れで進んでいきます。
式場についたら始めに親がすることは?
式場についたらまず親がすべきことは「ごあいさつ」です。
- 相手側の両親にあいさつをする
- スタッフ、司会者、カメラマンにあいさつをする
- 招待客(親族)にあいさつをする
相手側の両親にごあいさつ
式場についたら相手方の両親が到着しているかを確認して到着していたらすぐにあいさつをします。
例) 『 いよいよですね。いいお式にいたしましょう。 』
スタッフ、司会者、カメラマンにごあいさつ
今日一日お世話になる方々にあいさつをします。
心付けを渡す場合はこのタイミングでお渡しします。
うちの場合は心付け不要の会場だったためごあいさつしただけでした。
例) 『 本日はよろしくお願いいたします。 』
招待客(親族)にごあいさつ
親族控室にいる招待客(親族)にあいさつをする。
例) 『 本日は遠方よりお越しくださいましてありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。 』
また親は、招待客(親族)の世話役として、常に周りの心配りに努めなければなりません。
祝電の整理
その他重要なことは、祝電の整理があります。
いただいた祝電を新郎新婦に代わって整理し、司会者に渡します。
親族紹介
新郎新婦の親族が一堂に集まり互いを一人ずつ紹介し合うのが親族紹介です。
親族紹介の進行は通常、新郎新婦の父親が行います。
親族紹介の流れ
親族紹介は新郎側➡新婦側の順番で行います。
- 新郎側のあいさつ
- 新郎側の親族紹介
- 新婦側のあいさつ
- 新婦側の親族紹介
親族紹介では自分の家族を紹介したあとに、新郎新婦と血縁の濃い親族から順番で一人ずつ名前と関係を紹介していきます。その際、敬称はつけないので注意しましょう。
新郎側の親族紹介は夫がしましたが、いつも呼んでいる名前ですが言い間違えないようにと何度も練習していました。
挙式リハーサル
キリスト教式の挙式だったので新郎新婦とお嫁さんのご両親とで簡単なリハーサルがありました。
新婦の母親はべールダウンという役目があり、父親は新婦とバージンロードを歩くという大役があります。
新郎側の両親にはチャペルでは役目がなかったのでリハーサルを見学していただけでした。
ベールダウン
ベールダウンとは挙式の直前に新婦のベールを母親もしくは大切な方におろしてもらうセレモニーです。
古代のヨーロッパでは「ベールは悪魔から新婦の身を守ってくれるもの」と言われており、「新婦が災いから守られますように」という願いも込められています。
結婚前の最後の身支度の手伝う儀式です。
バージンロードをエスコート
チャペルの入り口から祭壇に向かって延びる通路をバージンロードと言います。バージンロードは花嫁の過去・現在・未来を表しているといわれます。
入口の扉から祭壇までは今までの過去の人生を表し父親と歩きます。祭壇はふたりが愛を誓う現在です。そして退場するときは新郎新婦は未来に向かってバージンロードを歩いていきます。
もちろんエスコートの役目は父親でなくてもかまいません。母親や親族、お世話になった方など花嫁がエスコートしてほしい方にお願いしましょう。
ジャケットセレモニー
うちの息子のときにはなかったセレモニーですが、最近では新郎が主役となるジャケットセレモニーというものがあります。
新郎の最後のお支度の仕上げを両親が手伝って送り出すというセレモニーです。
新郎はジャケットを着ないで両親と入場します。父親が新郎にジャケットを着せ、母親がジャケットのポケットにブートニア(花飾り)を入れたりとお支度を手伝います。最後に新郎の肩を押して送り出します。
感動的ですよね~うちも取り入れたかったですよ。
受付をしてくださる方に説明することは?
受付は新郎側2名、新婦側2名で二手にわかれておこないます。
ちなみに、受付にあるプレートは、
- groom ➡ 新郎
- bride ➡ 新婦
という意味です。
まず、式場スタッフの方から受付の説明をしていただきました。
受付の方にお願いしたのは以下のことです。
- ゲストに芳名帳へ記帳していただくこと
- ご祝儀を受けとっていただくこと
- お車代を渡していただくこと
- 会場への案内をしていただくこと
最後に、受付が終了し、受け取ったご祝儀を誰に渡すのかを確認をします。
うちの場合はそれぞれの母親ということになりました。
お金の管理は重要なので明確にしておきましょう。
チャペルへご案内
挙式参列者をチャペルヘご案内します。
キリスト教式の席次は一番前が両親で、その後ろが祖母、兄弟、叔父、叔母の順に座ります。
友人たちはその後ろです。
キリスト教式では親族だけではなく、招待客も挙式に参列できるのがいいですね。
参列者が入場し着席が終わると、音楽が流れ始め、新郎が神父とともに入場してきます。
キリスト教式の挙式では新婦の母親はベールダウン、そして父親はバージンロードを歩くというとても大切な役目があります。新郎の母としては羨ましいです。
さあ、挙式の始まりです。
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